マルチリンガルの広大な海で難破しかけそう
似非マルチリンガルを目指して、ヒンディー語とアラビア語について調べていると、どんどんモチベーションが下がってきてしまいました。
というのも、ヒンディー語をやるとインド人全員と、アラビア語をやるとアラブ圏全員とコミュニケーションが取れる!という単純なものでもなさそうだと分かってきたからです。
むしろ、半端なヒンディー語やアラビア語より、英語のほうが彼らと話ができそう・・
進め!中東探検隊「アラビア語初心者におすすめの勉強法、本、」から引用
そもそもアラビア語は、大きく分けて2種類あると言ってもいい。
フスハーは標準アラビア語でいわば古典。本や公式な場、ニュースキャスターなどが用いるちょっとお堅い言葉である。一方で、アンミーヤはアラブ人が日常的に使う現代語。
それだけならまだ許せるが、同じアラブ諸国でも国や地域によって、方言が異なるのだ。大阪弁と標準語ぐらいの差じゃないの?と思った方。残念なことにアラビア語の方言というのは、東北地方のズーズー弁と標準語ぐらい違うのである。
さらに悲しいことにフスハーは、日常会話ではほとんど使えない。仮に使ったとしても、平安時代の人間が「いとおかし・・・」なんて現代でいうような感じである。
フスハーを学んでも、すぐにはアラブ人と話せない。アンミーヤを学んでも、特定の地域や国でのみ通用する。この事実にまずは面を食らう。もはやアラビア語を勉強する気すら失せてしまいそうだ。
ヒンディー語を勉強すればインド人全員と喋ることができるようになるのでしょうか。
答えはノーです。ナヒーンです。
インドには非常に多くの言語があり、
またそれが多種多様な方言で話されているのです。
英語と同じスタンスで、使える言語として目指すには、正直メリットが少ない気がしてならない・・・。
とはいえ、例えばピアノやサッカー、折り紙やカスタネットを将来プロにさせるために子供にやらせるということも少ないと思うので、それらと同列の遊び程度の位置付けでいいのかな、と思いました。
また、我が家は神戸に住んでいるので、異文化環境にかなりの優位性があると改めて気づきました。
イスラム文化センターはかなりオープン
イスラム教徒を問わず、イスラムの基礎知識を提供しています。
・6歳以上のお子様のクラス(コーランクラス、アラビア語クラス) 15:45~18:00(月~金曜日)
ユダヤ教のシナゴークまであるので、ヘブライ語をかじってもいいかもしれない?
アラビア語でイスラム教、ヘブライ語でユダヤ教、サンスクリット語(ヒンディー語ではない)でヒンドゥー教が網羅できます。
全部、神戸に寺院があります。
ヒンディー語でなくサンスクリット語を学ぶのは、ラテン語を学ぶような感じに近いのかな?
そういう観点でいくとラテン語も候補に・・・
・・なんだかどんどん横道に逸れていく感が否めない。
第三言語以降として考えてみたのが以下。
中国語
フランス語
スペイン語
ヒンディー語
アラビア語
ヘブライ語
サンスクリット語
ラテン語
まあ中国語はやっていいとして・・・
アラビア語、ヘブライ語、サンスクリット語、ラテン語は、実用的な話し言葉というより古典を学ぶような感じ?
何語でもいいような気になってきた。
いずれにしても、極められる気がしないので・・・
気が向くまま、各国語の伝統的な童謡などを聴く、YouTubeの動画で良さそうなものがあれば見てみる、地元の異文化交流的な子供向けイベントがあれば覗いてみる、などをしてみようかなと思います。
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