人をいじめたら頭が悪くなるし病気になる
漫画アプリの無料配信で「息子がいじめの加害者に?」を読みました。
何話か読んでみて、いじめ加害者のテーマを取り上げた功績は認めるものの、内容はいかがなものかと感じていたら、やはりネット上でも炎上してました。
しかしながら、いじめ問題は被害者側の事ばかり語られ、加害者はどうあるべきなのかということは語られなさ過ぎなので、これからの議論の発展のためにも貴重な漫画だと思います。
いじめ、(躾という名の)虐待、パワハラ。
これらはすべて同じ行為と言えるでしょう。
いじめを無くすために、「人が嫌がることをするのはやめましょう。やられた人が可哀想でしょう?」などと言っても効果は薄く感じます。
大抵のいじめ・虐待・ハラスメント防止の啓蒙はこのパターンですが。(被害者がいかに辛い目にあってるかを語る)
加害者という特殊な人々は、そんなものを見せられてもなんとも思わない、というだけでなく、人は誰しも同じではないかと思います。
でなければ、毎日のニュースで残虐な事件をご飯を食べながら平気で見ていられるでしょうか?
それよりも、「甘いものを食べ過ぎない」と同じ認識が必要なのではないかと思います。
人をいじめることは「快楽をともなう」ということを、はっきりと共有するべきでしょう。
「そんなのは非道な人間だけだ!」とそれを言うことがタブーになってる気がしますが、対象をコントロールするためには、冷静な認識が必要です。
以下のサイトがとても参考になります。
いじめは、広義の依存症(支配型関係嗜癖)です。
1. いじめを続けていると、自分だけでは止められなくなります。 そのため他人に止めてもらわな いといけないのです。
2.いじめを続けていると、脳の機能が変化します。
3.いじめっ子は、快感が強くなっていき、本人だけではいじめを止められないのです。
4.いじめっ子は、罪悪感がなくなり、悪い事を平気でするようになります。
5.いじめっ子は、上記2点のため、社会適応がわるくなります。
6.また、いじめっ子は、素行障害(行為障害)や反社会性パーソナリティ障害などの精神疾患にか かったり、非行少年や犯罪者になる事があります。
7.いじめられた子は、うつ病や PTSD など重篤な精神疾患にかかることがあります。
甘いものを食べ過ぎると、虫歯になったり、肥満になったり、栄養の偏りで病気に罹りやすくなったり、成績不良になったりします。
それと同じように、人をいじめ続けると、脳機能の低下や精神疾患に陥り、社会的制裁を受けることにもつながります。
子供が他の子(兄弟でも)を少しでもいじめるようなことをしていたら、
「人をいじめたら、頭が悪くなるし心が病気になるよ」
と幼いうちから繰り返し教えていくのがいいのかなと思います。
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