算数も結局は毎日の継続、生活習慣が効いてくる
こちらは、幼児から算数に触れ合うためのたくさんのアプローチが載っていて、とても実践的でためになる本でした。
遊びを通して数に親しむやり方もありますが、やはり日常的に「算数言葉」を使うことを心がけることが、積もり積もって数を意識できることに繋がりそうです。
「あっちのお店に行きましょう」ではなく、「右側のお店に行きましょう」
「あのビルすごいね」ではなく、「あのビル高いね」
大人の会話だとあまり違いを感じませんが、語彙や概念がまだ乏しい幼児には大きな影響を与えるのでしょう。
とにかく子どもに話しかける時には、意識して具体的に表現する、ということです。
この本にはその話し方や使うシーンのアイデアをたくさん載せていただいており、とても参考になります。
「じゃがいも3個取ってきてね」「お箸は二本でワンセットだよ。みんなの分を並べてね」というように、数を会話の中に多く取り入れたり、スーパーの買い物で材料の数や値段を比較したり。
私も少し考えて、新年から我が家の習慣をはじめました。