日本昔ばなしと世界昔ばなしの絵本セット、112冊分を購入
ハードカバーの絵本は高いしかさばるので、ペーパーバッグのセット本や月刊絵本を英語でも日本語でも愛用しているのですが、少し前に古本で大量に追加しました。
1. まんが日本昔ばなし(パート1のみ) 全60巻 国際情報社
2. まんが世界昔ばなし 全52巻 童音社
3. まんがはじめて物語 全60巻 国際情報社
4. まんが偉人物語 全60巻 国際情報社
後半2セットは、小学生くらいで読むのがちょうどいい感じですが、昔ばなしは幼児期に読むのに良さそうです。
幼児期〜小学校低学年の時期は特に、童話、民話、神話を読み聞かせることが必要だと思っているので、こういう良質なセットはありがたいです。
しかしもうすでに存在しない出版社で絶版なので、なかなか入手は難しいですが・・・。
一冊の分厚い図鑑みたいな本に、沢山のお話が載っている本は色々ありますが、私は1話ごとに冊子になっているものが良いと思っています。
子供が手に取りやすいということもありますが、ストーリーのはじめから終わりが、一冊の本という物体に完結されていることに意味があるように思えるからです。
物質的な縛りのない、コンテンツを連続的に捉えるデジタル的な読み方は、もう少し成長してからでもいいのかなと思っています。
息子は、昔ばなし絵本にはあまり食いつきが良くないですが、嫌がられない程度にコツコツ読んであげるつもりです。
昔話は小学校受験にも頻出のようですね〜。
昔話の要約をさせたり、お話の順序や誰が何を持っていたかとか・・・
うちは受験しないので、楽しんで読むだけでいいです。
童話・民話・神話って、「きちんと話を理解する」ということとは別のところにあると思うのですよね。
あらすじと全く関係ないところに注意を引き付けられたり、物語の表すイメージに触発されて別のことを想像してみたり、主人公が嫌いで悪役を好きになったり、自由に感じていいものだと思います。
そもそもが口伝、語りづたえが発祥で、お話自体にゆがみを感じるものがほとんどです。理屈に合わないことが次々に起こるし、半ば夢うつつのようなものです。
世界の神話が似通ったものになってしまう不思議な現象について、ユングが「集合的無意識」と名付けていました。
昔話も、そのようなイメージの原型を形作るものだと考えています。
また、脳は共感と思考を両立できないそうなので、「お勉強」ばかりでは片手落ちです。
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