マザー・グースは危険!
英語の歌を息子に歌ってあげたいので、私のレパートリーを増やそうと、さしあたって「春」をテーマにマザーグースを集めてみることにしました。
目にとまったのが、「Mary Mary quite contrary」というマザー・グースのrhyme。
詩の中に、garden grow?と言ってるし、春にふさわしい雰囲気です。
Mary, Mary, quite contrary
How does your garden grow?
With silver bells and cockle shells
And pretty maids all in a row
なんか、イマイチ何を言ってるかわからない。
日本語訳で調べてみると、
一行目の「contrary」は正反対という意味で、quiteが強調の単語。「へそまがりのメアリー」と訳すらしい。
二行目は、まあいいでしょう。
「あなたの庭の様子はどう?」
三行目と四行目。
「銀の鈴とトリガイの殻、可愛い女中が並んでいるの」
・・・謎。
なんか訳わからないけど、どこか意味深です。
調べてみると、このrhymeの真意については諸説があるそうで、Maryは2人のイギリス女王のことだとか、聖母マリアだとか、女中を並べて処刑にするだとか。
「秘密の花園」にも登場する歌らしいですが、昔読んだはずなのにまったく覚えていない。
ちょっと読み返してみたくなったり。
私はどちらかというと喜んでウンチクの泥沼に足を進めてしまうので、時間がズブズブと吸い込まれていきます。
忙しいワーキングマザーの時間を食い潰してしまいそうで、マザー・グースはかなりキケンなやつです。