家庭の医学として精神疾患も把握しておくべき
こちらの漫画が興味深く、以前からずっと読んでるのですが、統合失調症などの精神疾患への理解不足が最悪の事態を招いてるように感じられます。
家族が統合失調症だと認めたくない、他人に知られたくない、という気持ちから、当人を部屋に軟禁状態にしたり、詐欺まがいのサポート団体や新興宗教に救いを求めて金銭的に困窮して、底無し沼に沈んでいく様子が描かれています。
手遅れ状態になると受け入れ病院が無い現実も示唆されてます。
どんな病気でも、早期発見、早期治療が大切。
精神疾患はどちらかというと、社会的な影響の被害が大きいように思います。
逆に、例えばガンが社会に忌み嫌われる病気だったとしたら、家族にガン患者が出たらそれをひた隠しにしようとして部屋に閉じこめ、苦痛に耐える声も漏れないように雨戸を閉める…とか、あり得ないですが、精神疾患ではそんなことが起こっている。
統合失調症は100人に1人がかかる病気で、そこまで珍しいという訳でもない。
自分がかかってもおかしくないし、家族がかかるかもしれない。
病気と付き合いながら、日常生活を送り続けることができるよう、理解と準備をしておきたいものです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません