反省するこころの育ち

2017年8月17日

保育園の先生にも言われたのですが、息子はこだわりが強いほうで、嫌なことがあったときになかなか気持ちを切り替えることができないようです。

私は、子どもだからこんなものなのかなと思っていましたが、すぐに他のことに気がまぎれて落ち着く子もいるんですね。

昨夜は、家でSU-BOWというブロックで遊んでいた時、私が手を出してブロックを少し組み替えたのが息子には気に入らず、ブロックをぜーんぶポイッ!ポイッ!と投げてしまいました。

息子が何かを作っている時の正しい態度は、「ただ見守る」ということで、並べ方がおかしいからといって手を出したり、見てるだけだとつまらないからとスマホを見たり他のことをすると、息子は怒るということはわかってたのですが。
ついついね(^^;
SU-BOWは数を合わせるブロックなので、こうしたらいいやんと手を出したくなってしまうんです。ダメダメダメ。

だからといって、息子が自分の気持ちを落ち着けるために必要だったとはいえ、ブロックを投げるのはいい行為とはいえません。
淡々と「そんな風に投げると人に当たると痛いよ、ブロックも壊れちゃうよ」と言いながら、息子がブロックを投げるのを見ていました。
淡々としてるのは、そうしたほうがいいと思ってるとかではなくて、なんか、私は「コラー!!!」みたいな怒り方ができなくて(-o-
多分、根本的にエネルギー不足というか、もともと感情表現が貧弱なんですよね。

で、ひととおり、ブロックを投げつくした後、「どうするの?全部お片づけしてよ」と息子に声をかけると、

なんと!
「ごめんなさい」と言いながら片付け始めました。

「ダメ」「いけません」「やめなさい」の類を一言も言っていないのに、自分がしたことが良くないことだった、とわかるんだ!とびっくりしてしまいました。

子ども、すごいなー。

まあ、当然か。
お母さんのせいで自分が嫌な思いをした → お母さんにも嫌な思いをさせてやる!(つまりは悪いことをしてやる!)
というのがかんしゃくの構造?違うかな?

ともかくも、自主的に「ごめんなさい」と言ってくれたのは嬉しかったです!