知育とか幼児教育とかで思うこと<絵本の読み聞かせ>

2017年3月2日

絵本の読み聞かせも何度かチャレンジしたことはあったのですが、あんまり興味がなさそうな息子・・・。
すぐに動き出して逃げてしまうので、あんまりやってません。

それはそうと、絵本で気になってるのが、「実物より先に、絵という抽象化されたものを見て意味があるのか。むしろ順序が逆じゃないのか」ということ。

絵を指差して「うしさんだね〜、モーモー♪」などと言いつつ、「本物の牛も見たことないのに、この印刷された単純な線と色の構成物を見て、牛と称するのはいかがなものか?」ともやもやした気持ちを抱えてしまいます。

もしや、息子もそのもやもやを察して逃げてるのか?

認知の発達にどういう影響を及ぼしてるのか、どういう教育効果があるのか、謎のままです。

擬人化に関連して、面白い記事をみつけました。

動物の擬人化は子供の知識向上に不向き | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

ちょっと釣りっぽいタイトルですが・・・動物が擬人化されたファンタジーが悪いわけではなくて、科学的に正しい事実に基づいた絵本も見せると良いということのようです。

子どもの頃に夕日はなぜ赤くなるの?と母親に聞いたら「おひさまも照れてるのかな?」と返されて激しく違うと思い、小学校高学年になってブルーバックスで波長の長い赤い光は減衰しにくいという説明を読んで納得した、という人もいるらしい。
それは親としては悲しいというか情けないかも・・・。

かたや、好き嫌いをする子どもに「ブロッコリーさんが食べて、食べてって泣いてるよ」というと、すんなり食べてくれたということもあるようです。

ファンタジーを話すのか、正確な科学的事実を話すのか、子どもの性格や成長度合いを慎重に見極めることが大切なのかなと思いました。

むずかしい!