シュールなセンスの息子、絵本「かばくん」が・・・? 3歳5か月

2018年9月3日

2歳から繰り返し読み聞かせをしていた息子のお気に入り絵本「かばくん」

その読み聞かせの新しい趣向を息子から提案されました。

「ねえ、これ “きりん” で読んで」

ん?

「かばくん」をすべて「きりん」に読みかえてってことか?
息子に確認すると、どうやらそういうことらしい。

で、試しに文中の「かばくん」をすべて「きりん」にして読んでみると・・・

なんでか、めっちゃオモロイ

おきてくれ かばくん どうぶつえんは もう11じ ねむいなら ねむいと いってくれ つまらないから おきてくれ

おきてくれ きりん どうぶつえんは もう11じ ねむいなら ねむいと いってくれ つまらないから おきてくれ

や、かめくん や、かばくん

や、かめくん や、きりん

それだけのことなんですが!!

脳内で、無意識に「いや、それ、かばくんやろ」というツッコミが自動的に沸き起こるようで、息子と二人で大爆笑しながら読んでいました。

たぶん、微妙に間違っている、というのが笑いのツボに刺さるらしく、「かばくん」を「レーシングカー」に変えるとあまり面白くありませんでした。

そして、この試みがはまったらしく、こんどは「ちょうちょ」を「ばった」で読めとのリクエスト。

これもかなり受けましたねー。
「ちょうちょ」と「ばった」って、人が持つイメージが違うから、やっぱりシュールなおかしさがあるものです。

後ほど、息子から「ちょうちょ」を「うんこ」で読んでとの禁断のリクエスト。
これも、ダメだと思いつつ笑ってしまいました。
いやー江國香織のオシャレな文体に「うんこ」が出てくることのギャップ。

ちょうちょはどこにでもいかれる。きのうをとびこえきょうをくぐりぬける。

うんこはどこにでもいかれる。きのうをとびこえきょうをくぐりぬける。

アカンやつでしょ・・・