どんな匂いする? 4歳0ヶ月

ここ数ヶ月、息子が食事の時に食べ物を差し出して「これどんな匂いする?」とよく聞いてきます。

その都度「焼肉の匂い」「ピーマンの匂い」とかそのまんまやないかという返事をしていたのですが、息子はウンウンとうなずいて納得しているようなので、まあいいかと思いつつやっぱりこんな返し方でいいのだろうかと悩む今日この頃です。

ただ、ソムリエの世界でも香りを表現するのに「森のような」とか「濡れた子犬のような」とか変なのはありますが、結局具体物なんですよね。流石に「◯◯ワインの香り」と言ってはソムリエになれないと思うので、何か別の具体物に置き換えるというのは意味があるのでしょうが、なかなか嗅覚の語彙は少ないようです。

香ばしい、甘い、爽やかな、ツンとした、生臭い、焦げ臭い・・

とはいえ、色の世界も結構具体物そのまんまが多いです。

日本の伝統色の名前とカラーコードが一目でわかるWEB色見本

世界の伝統色の名前とカラーコードが一目でわかるWEB色見本

植物の名前が多いですね。

息子は「阪急色」という名前を思いつき好んで使ってますが、私が補足で「小豆色やね」と言ってました。
しかし、調べてみると・・・

コーポレートカラーの呼称は、“阪急に相応しい上品なワインレッド(Hankyuレッド)”(阪急電鉄公式サイト)であるが、これは1992年に制定されたもので、従来から用いられてきた色とは異なる(『阪急電車』、p.226)。


マルーンはえんじ・・・
でもマルーンと阪急マルーンはまた別物っぽい・・。

有名な色であるものの、いまいち実際の色の雰囲気がわかりづらい色として知られる「あずき色(小豆色)」の色見本画像や英語での色名情報、合う色・合わない色情報

小豆とワインレッドは大分違いますが、えんじとワインレッドは結構似てます。ワインなら私たち親がたまに飲むので「阪急色はワインと同じ色だね」と言ってみても良さそう。

一度、カラーチャートと実物を比べてみても面白そうです。

色の場合、すぐにカラーチャートなどの比較できるデータベースが手に入りますが、匂いはまだ難しいですね。でも匂いの技術も進歩しているようなので、匂い再現装置が普及すれば、匂いへの理解も深まるかもしれません。

株式会社レボーンのプレスリリース(2018年11月20日 10時00分)香りAIスタートアップのREVORN、世界No.1の香りデータベースとAIを活用したを開始