子どもの絵をダメにしていませんか

3歳の息子の習い事、まだ早いかなあと思いつつ、
アート系は私が好きだしいいかも♪と絵画教室も調べてみたりしていました。

そんな折、手にしたのがこの本。

とにかく、幼児期に絵は教えるな、子どもが何を描いたのかよく耳を傾けなさい、とのこと。

文字は早くから教えない、知識をつめこむな、みたいな早期教育否定はシュタイナー派、子どもは吸収が早いのでどんどん教えるべき、のような早期教育礼賛は七田派と、私は勝手に命名してるのですが、どちらもうなづけるところはあり、いつも揺れ動いてしまいます。
でも、現代文明の中に生きてると、どうしても後者に傾倒してしまうかな〜。

この本にしても、絵の手本も見せるな、形も教えるな、キャラクターものを描かせるなと言ってますが、こういう実例↓を見てしまうと(特殊に才能のあるお子さんですが)どっちかっていうと絵が上手い方向に行ってくれた方が嬉しい。


絵を教えると、子どもの創造性を損なうし、萎縮して将来絵を描くのが嫌いになってしまう、というのもわかるのですが、逆に絵が上手になれば好きになるし、下手なままだとやっぱり嫌いになる気も・・・。

ただ、この本で積極的に取り入れてみようと思ったのは、子どもの絵を「聞く」ということです。何を描いたのか、絵について色々お話しするのはいいなと思いました。
また、描いている途中は、話しかけたりして邪魔しないということですね。それは大人でもされると嫌ですもんね。