大エルミタージュ美術展に行ってきました

息子を保育園に預けて、久しぶりに美術展に行ってきました。

大エルミタージュ美術館展 兵庫県立美術館

大エルミタージュ美術館展 読売テレビ

息子の美術館デビューもちらっと頭をかすめましたが、さすがに幼児OKと謳っていない美術展には連れて行けません。

今回は私のリフレッシュで行ってきました。

ベルサイユのばらの作者の池田理代子のトークショーもあるので、これは行っとこう。

しかし、整理券をゲットしようと開館そうそうに赴いたのですが、すでに配布終了。
朝8時前から並んでる人もいたとのことで、人気の高さを実感しました。
実況中継の映像だけは観ることができました。

まあ、ちょっとそんな予感はしてたんですけどね。
私を含め、オバ・・おねーさま世代に人気の漫画家。

特に、エルミタージュ美術館を創立した「女帝エカテリーナ」の漫画は、自立した女性の在り方として、多くの女性の憧れを集めたことと思います。
私は「ベルばら」よりエカテリーナの漫画のほうが好きです。

ドイツの田舎貴族の娘に過ぎなかった少女が、ロシアの皇太子と政略結婚して夫を踏み台にした挙句、夫にクーデターを起こして女帝になる。
女帝に君臨すると、方々に戦争を仕掛けてロシアの領土を拡大して、私生活でも愛人を取っ替え引っ替え。ザ・帝王。

ぶっ飛び過ぎて呆れかえるほどですが、知性と努力とエネルギーは凄まじいものがあります。
読書家で知識人との交流も深く、ロシアの礎を築いた稀有な人物です。

そんな女帝が建立したエルミタージュ(隠れ家)美術館は、どこが隠れ家やねんと誰もがつっこむ巨大さです。
これはエカテリーナの没後にも拡大したということもありますが。

今回のエルミタージュ美術展は、本当にその一部だけですが、名品揃いのコレクションで楽しめました。

私が感銘を受けたのはこれらの作品。
ベルナルド・ストロッツィ トビトの治療

レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン 運命を悟るハマン

数学年後にはロシアの本物のエルミタージュに家族で行きたい!

夫はそこまで美術に関心が無いので「行ってくれば」とつれない返事・・・(涙)
せめて息子には今から美術好きになるように洗脳しとこうかしら。