知育とか幼児教育とかで思うこと

2017年2月18日

知育とか乳幼児教育のことをネットや本などで見ると、主義?によってまるで正反対のようなことが書いてあって、結局どうしたらいいねん!と思います。

私の半端な知識で、理解が間違ってるのかもしれませんが・・・

ほとんど王道ともいえる「絵本の読み聞かせ」。4か月の乳児健診でも勧められました。

だが!シュタイナー教育では7歳まではテレビはもちろん、文字も読ませないらしい。絵本などは見せずに、素話ならいいのだとか。
7歳までは知的な欲求は無いはずだから、読ませるべきではない、だからこそ小学校ではじめて文字を教えるカリキュラムになっていて、そこには意味があるのだそう。

それと対極のようにあるのが七田式のフラッシュカードやドーマン博士のドッツカード。

七田式はコマーシャルでも見るように、カードをパッパッパと素早く繰り出して見せてるやつですね。

乳幼児期は脳が飛躍的に発達するので、その時期に多くの刺激を与えて成長を促すというもの。乳幼児は言葉すらも右脳でイメージとしてインプットするので、大量の情報処理が可能なようです。

片方にはなるべく刺激を与えず穏やかに育てる方法があり、反対側にはたくさんの刺激で能力を開発する方法があります。両極のどの辺りがいいのか悩んでしまいます。

真偽のほどは定かではないですが、シュタイナーを学童期以降も受けると、いざ世の中にでると純粋過ぎるがゆえに汚れきった俗世に馴染めないとか、七田式をやると、そのストレスからか成長してから神経が衰弱してたりとか・・・。実際のところどうだか知りませんが、まあなんだか、そうかもと思わせる話ではあります。

また、英語教育も、幼いころからやってバイリンガル脳になれるという話もあれば、母国語である日本語も英語も中途半端になり、大作家になれない(なんだそれ)という話もあります。

はたまた、オモチャも与え過ぎるとオモチャを大切にしなくなったり集中力のない子になるという話もあれば、少な過ぎると刺激がなさ過ぎて成長が遅れたり欲求不満になるという話も。

それぞれのいいとこ取りしたらいいんや!とも思ったりしますが、真逆の方法を同時に取り入れて意味があるのかという問題もあります。

じゃあ、ピンときたやり方を取り入れればいいんだ!というのも乱暴でしょう。
教育の話ではないのですが、小児科医の方のブログの以下の記事は示唆に富んでいます。

チョイスでいいの?

「自分の頭で考えて」チョイスしたやり方が、うさんくさい、結果もともなわない、むしろ害になるものだったら目も当てられません。

より良いやり方がみつけられるのか、なかなかハードな試練だと思います。