マザーグースへの大きな誤解

はい、とりあえず、わたしの恥をさらします。

マザーグースは、人の名前だと思ってました。

古い世代の私は、漫画のパタリロとポーの一族から、「誰が殺したクックロビン」の言い回しと、どうやらそれはマザーグースの詩らしい、ということをぼんやり知ってました。
で、なんとなく、英国の少しブラックなテイストで有名な詩人の名前がマザーグースなんだと勝手に思ってました・・・。

学生の頃には、和田誠の「オフ・オフ・マザー・グース」って本も買って読んでたのに・・・。

YouTubeで幼児向けの英語の歌の動画を探していると、Mother Gooseがやたらと出てくるので、「マザーグースって多作な人なんだな」と最初は思ってたんですが、なんかちょっと違和感を感じ、Nursery Rhyme という単語も同時によく目にするので、なんでだろなあと調べてみましたところ、

マザー・グース (Mother Goose) は、英米を中心に親しまれている英語の伝承童謡の総称。

なお、英語の童謡を指す言葉としてほかにナーサリーライム (Nursery Rhymes) があり、イギリスでは童謡の総称としてはマザー・グースよりもこちらが使われる傾向もある。しかし「ナーサリー・ライム」が新作も含む童謡全般を指しうる言葉であるのに対して、「マザー・グース」は伝承化した童謡のみに用いられる点に違いがあると考えられる。

人名ではありませんでした。

ありがとう、Wikipediaさん。

ちなみに、Nursery Rhymesは「ナーサリー・リズム」と間違って読んでたことにも気づきました。

これまで、「あまりにも、マザーグースって人の歌ばっかりだと偏りそうだから、他の有名な作詞家の歌も探したほうがいいなあ」と無駄な心配をしていましたが、これからは心置きなくマザーグースを歌い聞かせしていけそうです。

英語, 言葉, 音楽

Posted by 辰子