TV番組「日経スペシャル 未来世紀ジパング 池上彰・連続SP ピケティで大注目!超・格差社会」を観る

ベストセラーのピケティ本。
読んでませんが、テレビでの解説なんかを観ていると、働いて得る収入よりも資産運用の利益のほうが大きくて、その富の格差はどんどん開いていくよ、ということをデータを示して言っている、とおおざっぱに理解してます。

それだけ聞くと、まあそうかもねえとボンヤリした感想しか持たなかったのですが、「未来世紀ジパング」を観て、結構恐ろしい世界がそう遠くない日本の未来にもやってくるのかなあと思いました。

日経スペシャル 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~|テレビ東京

番組で紹介していたアメリカのシアトルの「テント村」。
いわゆるホームレスの人たちがテントを張って生活しているのですが、「働いている」住人が結構いるようです。
大きめのテントに何人もざこ寝しているテントがあったのですが、日中は全員出勤しているため、テントの中は空っぽでした。
職に就いていながらホームレス生活。ある住人は2週間働いて3万円代の収入だそうです。
どこかの発展途上国ではなくて、アメリカで。

日本でも、生活保護の金額より低い収入のワーキングプアが問題になったりしていますが、今後はさらにその傾向が顕著になるのかもしれません。

世界の資産家の10位までをみると、8〜10位は親族から資産を受け継ぎ、働いたことのない人たちでした。

こういう現実を知ると、自分の子どもにはなんとか財産を残してあげたいと思いますが、そういう考え方や行動もまた、格差拡大に拍車をかけるものなのかもしれません。

残業代ゼロ法案が施行されるようになれば、正規社員を守るものがなくなり、非正規社員並みに賃金が落ち込むことも予想されます。
日本でも「普通の人」が簡単に貧困層に陥ってしまう時代になるのか、それとももっとマシな時代にしていくのか。

子ども(と自分)に今の世の中をサバイブしていく力をつけさせると同時に、世の中を良い方向にすることも必要だと改めて思いました。
子どもが貧しさにあえぐようになることはもちろん嫌ですが、自分は高級住宅に住んでいても、その隣にホームレスエリアが拡がってる生活も送って欲しくないなあと思います。